13.

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 悠馬が好きだ。  何されても構わないくらい。  本当はもっとふさわしい言葉があるかもしれないけど。熱に浮かされたオレの頭には、好き、の文字しか浮かんでこない。 「あ……好き……悠馬……」 「啓太……俺もっ、大好きだ……っ!」  オレの中で悠馬が大きくなるのを感じた。  伝わった? オレの想い。 「ん……っ」  唇を塞がれる。悠馬の舌が入って来るのを、懸命に受け止める。  痛みに縮こまってしまっていたオレのものを悠馬の指がそっと握りこむ。 「あ、はぁ……っ」 「啓太……」    痛くて苦しい。  こんなの、好きじゃなきゃやってらんない。  久坂さんのことを思い出して、口許が緩んだ。確かに。今、すごく実感してる。 「動いて……いい?」  苦しそうに悠馬が言うので、こくりと頷くと、悠馬の腰が急に離れた。と思うとずん、と打ち付けられる。 「はっ……」  粘膜を擦られる。痛い。お腹ぱんぱんで苦しい。  知らず引き気味になっていた腰を力強く抱えられ、さらに密着度が増す。 「けいたっ……」  目の前の幼馴染の顔を見上げる。長い間見てるけど、こんな顔初めてだ。オレに興奮して、オレで感じてる悠馬。  ――まあ、気持ちよさそうだから、いっかぁ。
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