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「は……」
悠馬の裸なんか、見慣れてるはずなのに。 部活でも一緒に着替えるし、合宿とかで一緒に風呂入ったりしてるし。背中のホクロの位置だって知ってる。
でもこうしてベッドに組み敷かれて、見上げる悠馬の裸は妙に艶かしい。
「啓太……」
熱を帯びた声で何度も呼ばれる。名前なんて、それこそ何万回も呼ばれてるはずなのに。
――身体が疼く。
下着も靴下も全部脱がされて、悠馬に全部晒してる。恥ずかしいけど、前みたいに怖くない。悠馬の視線が優しいから。好き、って目で訴えてくるから。
悠馬の息が乳首にかかる。そんな僅かな刺激さえ、すぐに快感へと変わる。
身悶えするオレを感じとり、悠馬がわざとふうっと息を吹きかけてくる。
「や……」
さっきイヤというほど舐められて、敏感になってる突起がそれを鋭敏にとらえた。もどかしさに身を捩る。
なんか悔しくて、ちょっと起き上がってオレも悠馬の乳首に触れてみる。
「こら、お前……」
「悠馬もここ、感じる?」
指でつまんで、さっきやられたみたいにぐりぐりしてみる。悠馬の指先がシーツを握りしめて、皺を作った。
「啓太、やめ……」
悠馬のバキバキに張りつめている中心が揺れた。……あれがオレの中に? デカくない?
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