満たされ愛を感じる日々に…

32/33
前へ
/71ページ
次へ
他の人の話には苛立のに…自分の事なのに復讐心がわかなかった。 「うーん。やっぱり罰を与えた方がいい?」 「あたりまえだよ!酷い話しだよ?」 「確かに酷いと思う…でも今は華ちゃん達のお父さんの相手の方がイラってするかな…さっき咲ちゃん一回だけ部長の事、パパって呼んでた。もうパパともお父さんとも呼ばせなくした相手の女性に苛立ちを感じる。2人ともしっかりしてるけどまだ高校生だしね…」 びっくり顔の咲ちゃん… 2人とも無理して父親と言っていると思う。 今まで見守ってくれていた加奈子さんが現実を教えてくれた。 「ねえ多恵ちゃん…マンション買って貯金あんまりないんだよね?」 しっかり者の華ちゃん達に言われた。 「え!?多恵さんマンション買ったの?結婚してもそこに住めるの?」 「仕事は?続けて行くの?」 … … 。。 私が買ったのは1LDKの一人暮らし用の部屋だった…。ファミリータイプじゃなかった。 しかも先輩は両親が遺してくれた一軒家だ。 結婚話しが進むにつれ色々な事が見えてきた…
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!

926人が本棚に入れています
本棚に追加