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友美の家族には自分のせいで起きた今回の事件について説明と謝罪をしなければならない
たとえどれだけ罵られたとしても逃げるわけにはいかなかった
意識なく眠る友美の病室に入ると部屋には両親と兄もついていた
友美の家族に会釈して挨拶をすると父親から尋ねられた
「もしかして九条鈴鹿さんでしょうか？」
鈴鹿は一瞬驚くも、やや下を向きはいと頷いて答えた
「すみませんでした、私のせいで友美さん、いえご家族までこんな事に・・・」
その時鈴鹿の手を母親がそっと握って答えた
「いいえ違います、あなたのせいではないわ」
「友美を追い詰めてしまったのは私達なのかもしれない・・・」
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