人の罪と罰

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桜樹麗奈はあまりの光景に腰を抜かししゃがみ込んでしまっていた、月島陽子が倒れたのが合図のように時田陽菜は後ろに向かって逃げ出していた 「た、たす、たす、け・・・」 異常なな光景を見た衝撃に全力疾走の状態では声も上手く出ない、後ろも見ずに全力で走る時田陽菜だったがふと気配を感じ右を向く すでに鈴鹿は時田陽菜に追いつき真横で並走していた、そして時田陽菜が悲鳴を上げようとしたその時、鈴鹿の左手が時田陽菜の後頭部を掴む 後頭部を掴みながら鈴鹿は走る事を止めない がしゅっ・・・ 左手一本で持ち上げられ、時田陽菜は校舎の壁に顔を叩きつけられたまま壁に顔を削られていく ぐじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅ 50mほど走った所で鈴鹿は止まり時田陽菜は地面に倒れるが頭の前半分が無くなり、手足はぴくぴくと痙攣していた
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