1.デスクの乱れは心の乱れ

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メガネオンナ上司との雑談も程々に、カタカタ仕事を進めていると大半の社員の出社の時間を迎え、今日も変わらず業務が始まる。 爽やかスマイルを振り撒き颯爽と営業へ出て行く上司、数ヶ月前までは化粧バチバチだったがもう疲れたのか戦闘力半減の新卒女子、週末の飲み会の誘いを朝イチからしてくる鬱陶しい同期。 「せぇんぱぁぁぁい、パソコン壊れちゃいましたぁ仕事出来ません帰りますぅ!」 「そういのもう可愛くない年齢なんだから真面目に仕事しとけって。」 「そういうこと言うんですねー。私が入社した頃はニコニコ助けてくれたのに」 「バカ言えそれだけお前も長くここにいるってことだ」 どこぞの漫画の導入部分ですか?と言いたくなる会話も真後ろで行われていたり。 人の数だけ人間模様もそれぞれで。 2人として同じ人間はいない。 ラブコメのワンシーンを他所にカタカタカタカタと朝からシゴデキアピールしまくっている俺も、なんて事のない一日の風景に溶け込み、世の中の歯車の一端としての役割を全うしていた。 新人という枠から外れてもまだまだ若手も若手、上司からは日々注意とお説教を頂き、こんちくしょう魂で立ち向かっている最中でもある。 タバコとコーヒー臭いその口綺麗にしてこいよハゲオヤジ!なんて文句も腹の中でシャウトしつつ、やる気全開体育会系ゴリマッチョを自身にトレースし『ありがとうございます!』と首を垂れるのである。はーあ、社畜社畜!

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