早春の雑草
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早春の雑草
小学5年の春 俺は早起きして いつも通り 一人で裏山に 散歩に出かけた 俺は心身ともに早熟だった 同級生と無邪気に騒いで楽しかったのは 小学3年くらいまで 早春の山に登る 枯れた笹の葉のクリーム色のやさしさ すっく と 空の高みに揺らぐ 立ち枯れた雑草の雄姿に 心を奪われる 自分の心身に芽生え始めた 成長という名の不安と逆行する
侘
(
わ
)
び
寂
(
さ
)
び
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