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直美さんが驚いた顔をした。だけど嫌がってる感じじゃない。そのまま直美さんを床に押し倒した。
直美さんの白い首筋に口づけた。直美さんの甘い匂いがする。夢にまで見た瞬間だった。
「ちょっと待って」
胸に触れた時、直美さんが言った。
だけど、カットソーをまくり上げて、ブラジャーに触れた。
もう待てない。
欲しくて仕方なかった。
「のびちゃん、待って」
ブラジャーを脱がして、素肌の胸に触れた。直美さんの乳首はピンクと茶色の間の色だった。
その乳首に吸い付いた。
「待って」
懇願するような声がする。
直美さんのジーンズのベルトに触れた時、強く押された。
直美さんは僕から逃げて、部屋の隅に行った。
そして怯えるような目を向けた。
そんな目で見られたの初めてだった。
「どうして」
細い声で直美さんが言った。
それはこっちのセリフだ。
「どうしてって……直美さんとしたいから。直美さんだってそういうつもりで来たんじゃないんですか?」
直美さんの目にさっきとは違う涙が浮かんだ。
「ごめんなさい。そういうつもりはないの」
ハッキリとした拒絶だった。
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