幸せだったころ

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幸せだったころ

「つ、付き合ってください!!」俺はある日突然、大学一美人ともいわれた 女生徒、恵美に告白された。ちなみにそんなの夢にも見なかった 普通過ぎる生徒の俺の返事は「へ?ええええええええ!!」だった。 それからの大学生活は俺の人生運を すべて使い果たしたくらいのピークライフだった。 「おはよう...」と恥ずかしげに返事する恵美に、 空気などさらさら読めない俺は「~~~ヾ(^∇^)おはよー♪」だった... そこからLINE交換、同棲、 そしてある日、公園で「晴馬...」と恵美は 優しく口を差し出してきた。「...!」 甘く、懐かしいものを味わっているような、 そんな気分で俺は恵美と一緒に立ち止まっていた。「晴馬...」 と恵美が何かを言おうとした瞬間に
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