始まりの日

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夫は過去に不倫していた事で 私に辛い思いをさせてしまった 両家の親族からの風当たりが冷たく 当然の事だが こんなにも辛いとは思ってなかった 私からの束縛(してたっけ?)も 終わってしまった不倫の事で 責められる事が正直辛い… 日ごろ誰にも言えない 愚痴を話した なんとも身勝手な愚痴 「うんうん、辛いね」 とA子は慰めるように聞いていた A子には夫の過去不倫を話してるので どんなものだったのか全て知ってます。 この時の事を2人は 夫 「こんなに話を聞いてくれた事が 嬉しかったんだよ」 A子 「こんなに素直に悩みを話してくれる夫が 愛しくなった」 と言ってました。 いつしか2人は近づき 悩める夫の頭をA子は撫でてきた 襖の向こうには 私と子供達が 楽しかったであろう 思い出に残るであろう 運動会の夢をみて寝てる そんな純粋な子供達と 酔って寝落ちしてる私が居る事すら 忘れてしまったのでしょう…
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