ひもじいお正月

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そしてたこ焼きが始まるやいなや 詩が私に言った。 「麻莉さんたこ焼き焼ける??」 「得意ですよ~!」 と答えた瞬間渡された竹串。 「腕前見たいなー!焼いて焼いて!」 私はひたすら焼き続けた。 むしろたこなんてほぼ入っていない ウインナー焼きを永遠に。 誰も手伝ってくれないので もちろん食べる暇なんてない。 代わってくれる人も誰もいない。
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