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 親友Mとオレは音楽室の隣、ブラバンの部室でリンバちゃんの炸裂するラテンビートを拝聴いたしている。まあ、凄まじいこと。リオのカーニバルでサンバのリズム隊が大人数でジャカジャカやっている感じ。それを超小柄な(見た目小学生)の女子が制服のミニスカートから生足ニョッキリ出して、たったひとりで再現している。  なかなか文章には書けないが、あえて書くとこんな感じ。 右足(バスドラム)      ドッド・ドッド・ドッド・ドッド 右手(ライドシンバル)    チンチキ・チンチキ・チンチキ・チンチキ 左足(ハイハットシンバル)  ンチャッ・ンチャッ・ンチャッ・ンチャッ 左手(スネア・タムタム)   ンパッ・ンパッパ・ントトン・ントント  まあ、こう聞こえる。オレらがリンバちゃんビートに聴き惚れ、生足に見とれていると・・・  ベキッ! 「うぎゃ!」  何らかの破壊音に続き、リンバちゃんの断末魔の悲鳴が・・・。王子さま担当のMがすかさず、 「大丈夫?どうしたの?」  この優しさに女子はイチコロ。
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