君だけしか知らない僕の

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「おお、起きたのか少年」 「うん?何でって、一番近くにいたからだよ。それ以外に大した理由は……と、自分で立てるのか。ごめんな」 「いやあ驚いたよ。君が突然倒れちゃうもんだからさ。私の細腕じゃ君を持ち上げられないし、そのままにしとくしかなかったんだ」 「大丈夫かい?君こう、バーンって後ろに倒れちゃってね、片付けも大変だったし……あ、気にしてないかもわからんが、気にしないでくれ」 「さて、常陸君。わかっていると思うけど……」 「さっきのことは、誰にも話さないでくれよな」
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