新婚生活は甘くて幸せで?

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「本当に意地悪になったわ、聖壱(せいいち)さんは!全然手加減してくれないんだから。」  温かい湯船に浸かりながら、私はグチグチと聖壱さんに文句を言っている。だって文句の一つや二つ言いたくもなるわよ、さっきまで聖壱さんは私を抱いて離してくれなかったのよ?  私を抱く聖壱さんは最近とても意地悪で、今日もベッドの上で何度も私を泣かせたのよ?しつこいほどの愛撫に感じさせられて乱されて……理性も無くなってしまいそうになるの。 「手加減出来ない程、俺を煽っているのは香津美(かつみ)の方だろ?あんなエロくて可愛い姿見せられたら、こっちだって余裕がなくなるんだよ。」  浴槽で私を後ろから抱きしめている聖壱さん。彼の大きな手のひらが私の胸を包んでいるように感じるのは、きっと気のせいじゃない。 「すぐそうやって私の所為にするのよね、聖壱さん。この前だってバスルームでまで……」  それ以上は恥ずかしくて言えなかった。この明るいバスルームの中で私はあんなにもはしたなく乱されてしまって…… 「あの時の香津美は凄く……なあ、もう一回ダメか?」 「ちょっと待って、私はまだ話したいことが……ゃんっ!」  余計な事を言ってしまったと気付いた時にはもう遅くて、今回も私は聖壱さんに淫らに愛されてしまったのだった。
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