理想のお父さん

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その後もいじめはなくならなかった 中学を卒業するまでに3人 高校を卒業するまでに15人 僕をいじめた報いを受けて死んでいった お父さんが殺した 僕は無敵になった気がした 大学生になった頃 僕には彼女ができた 顔は大した事ないけど 動物好きのやさしい彼女 お父さんは動物が嫌いだった 彼女を受け入れてもらえるか不安だったけれど お父さんは彼女を気に入ってくれた 彼女もお父さんを気に入ってくれた 僕は 僕を守ってくれるヒーローと 優しくて良い体のヒロインを手に入れた 僕は無敵になった ある日彼女から突然連絡がきた 【助けて!】 悪ふざけをするような子ではない 彼女の身に何か起きたようだ 【どうしたの?どこに居るの?】 【分からない!分からないの。急に知らない男の人達に連れられて車のトランクの中にいるの!】 【なんだって?トランク?どうして君が!】 【車が止まったわ!】 【足音が聞こえる】 【近づいてきてる】 【こわいたすけて】 【た】 SNSの通知音が止んだ 彼女に危険が迫っている でも非力な僕は 場所がわかったとしても助けることができない! そうだ!ヒーローがいる 僕には最強のヒーローがついている! 「もしもしお父さん!彼女が、和香ちゃんが!」 僕は先ほどのやりとりをお父さんに話した 「光弘!大丈夫だ!お父さんが必ず和香ちゃんを助け出してやるからな!」 さすが僕のヒーロー お父さんはやっぱり頼りになる! そうだ、僕も和香ちゃんに良いところみせたいから お父さんについて行こう! 戦うことは出来ないけど! お父さんにお願いして連れていってもらった お父さんは剪定バサミとロープを手に持っていたが 何に使うかは聞かなかった そして大学から大分離れた場所にある山奥に 和香ちゃん達はいた 遅かった 服はビリビリに破かれ 白い液体にまみれて 彼女はよだれを垂らして喘いでいた 僕とお父さんに気付いた彼女は こちらに手を伸ばし 喘ぎながら 助けを求めた それに気付き男達はこちらを見る 「なんだてめぇら。折角人が気持ちよくなってんのに邪魔してんじゃねぇぞ?」 「ジジイとインキャくんかよ。ははは!なんだ?このブス助けにでも来たのかよ!」 汚い笑い声が山の中に響いた 「それともお前らも混ざりに来たのかよ!こいつ身体だけはエロいからなぁ・・・ずっと狙ってたんだよこいつの身体!!」 「ぎゃはははは!」 「ほらほらインキャくんとオジさんも気持ちよく・・・・・・へ?」 プシャァァ お父さんに近づいてきた男の陰部が落ちて 血が噴き出していた お父さんの右手には剪定バサミが握られていた 「強姦魔!そして猥褻罪だな! お父さんが全員倒してやる!」 「なっ・・・なに言ってんだこの親父!頭おかしいんじゃ・・・・・・ギャァァォァァ!!」 お父さんはどんどん男達を倒していく 本当に強くてかっこいい! 全員をぼこぼこにしたお父さんは 1人ずつロープで縛って身動きを取れなくした そして全員のズボンとパンツを脱がせた 陰部は丸出しの状態になった 「なんていけない子達なんだ!こんなものが付いているから悪者になってしまったんだな?! お父さんがこの悪魔から解放してあげよう!」 そう言って涙を流し お父さんは1人ずつ 陰部を 引きちぎっていった 「これで君たちは悪魔から解放された!君たちは善人になったんだ!」 泡を拭いてピクピクと痙攣する男達 ざまあみろだ 僕の彼女に手を出すからこうなるんだ!! 「さすがお父さんだね!これで悪者はいなくなった。 さあ、和香ちゃんを連れて山を降りよう!」 「何を言っているんだ光弘!まだ悪は残っているじゃないか!」 「え、どこに?」 お父さんは倒れた男達を踏み分けて彼女の前に立った 「気持ちよさそうにしていたなぁ!この売女めが! 公然わいせつ罪だ!君はこちら側の、善の人間だと思っていたのに残念だ。」 「えっ・・・光弘くんの・・・お父さん?私・・・私は被害者で・・・ひっ!!」 彼女が言い終わるのと同時にお父さんは彼女の右脚と近くの木をロープで繋いだ そして左脚を両手で持ち上げてゆっくりと右脚から引き離していく 「いっ・・・いだっ・・・いぎぎぎぎっ!!」 彼女は自身の股を押さえながら変な叫び声を上げていた 僕は何が起きているのか理解できないでいた 彼女の股がメキメキと嫌な音を立てる 「あああああああやめでぇぇ・・・あじがっ!・・・さけるゔゔゔゔゔ!!」 お父さんはぶつぶつと何かを言いながら涙を流し ゆっくり、ゆっくり 彼女の左右の脚を引き離していく 「あ。」 僕の間抜けな声が出たのと同時に 彼女の左脚が太腿の付け根からズルんっと取れた そしてブチブチと血管や肉、皮がちぎれる音が聞こえた 鶏の手羽先でも見ているようだった 「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!」 汚い叫び声が山中に響いた お父さんは取れた脚を投げ捨て彼女に近づいた 「本当は真っ二つに引き裂く予定だったけれど、脚が取れてしまってはもうそれも叶わない・・・。 だからこれで真っ二つにしてあげよう!これで君は悪から解放されるんだ!」 それは先程男達の陰部を切り取った剪定バサミだった お父さんは涙を拭き、笑顔で彼女の陰部に剪定バサミをあてた
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