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本編は美月視点(三人称単一視点)
作中に登場する建造物や名称等はすべて実在するものです。
もし本編を読み直す機会がありましたら、ぜひ着目してみてくださると嬉しいです^^
続いてメイン二人の主なプロフィール。
藤澤 美月 Mitsuki Fuzisawa
☆物語のヒロイン。長崎県佐世保市出身。
5月20日生まれの28歳(西暦は明記しませんが、俗に言うゆとり世代です)
牡牛座。身長160㎝前後。幼少期にバレエを習っていた経験あり。ゆえに自然と美しい姿勢を保ち、凛として見えるところが特徴。
華奢で色白。青みのかかったきめ細やかな肌をしており、パーソナルカラーはブルーベース。髪型は毛先が胸元で揺れるくらいの長さ。
そのほかの外見は皆様のご想像にお任せしたいのであえて明記しません^^
物心つく前に両親が離婚しているため、父の顔はほとんど覚えていない。
祖母と母親の三人家族。成績優秀だったため、高校卒業後は生まれ育った地元を離れ、京都の難関国立大学へ進学する。(在籍時の学部は総合人間学部)
学費や生活費を自力で捻出しながら古びたアパートで暮らす苦労人だが、自身の境遇を悲観することなく何事にも前向きに捉えて生きようとするしなやかな強さを持つ。
恋愛経験はゼロで、浬は初恋の人。行きつけのラーメン屋で運命的な出会いを果たし、真摯で誠実な人柄に強く惹かれていく。
大学時代は身なりにお金をかける余裕がなく、いかにも田舎からやってきたような野暮ったさがあったが、年齢を重ねるにつれて、少しずつ大人の女性として洗練されていく。
*
美月の出身地は九州にしました。
佐世保市は貿易の歴史が長い港町で、人が優しく食べ物も美味しいイメージです。ハウステンボスが有名ですよね〜。機会があればまた遊びに行きたいです。
ちなみに登場人物の名前を決める際、いつもダラダラと悩んでしまう私ですが、美月に関しては一切迷いがありませんでした。
柔らかくしなやかな柳の枝のように雪が積もってもその重みに耐えられる。
厳しい試練に耐え、強風でも受け流せるようなしなやかな強さ。
私にとって美月は、まさに“柳に雪折れなし”のような女性です。
上流階級の世界で生きる浬は幼少期から美しく綺麗な女性というものに見慣れているためひときわ目も肥えているのですが、美月の内面からあふれ出る、包み込むような優しい人柄や懐の広さに衝撃を受け、その心のありように急速に惹かれていきます。
まだたった十九歳の年下の女の子なのに、美月を知れば知るほど、その存在が尊く、浬からするととても高潔に見えてしまうんですよね。
不器用すぎる男の遅すぎた初恋。鮮明な記憶として脳裏に焼き付けられ、だからこそ別れた後も未練を断ち切れず、ひたすら引きずってしまうわけですが、それがもうなんて厄介なのか。笑
美月の人柄が作中でも伝わっていたらいいなと思います。
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