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熱い湯を絞った蒸しタオルでフェンディルの身体と逸物を拭う。
まだ少し張っている逸物を口に含んで、白濁の残りをキッチリ吸い上げればお仕事完了。
「相変わらず、最後まで丁寧だな。そういう事を疎かにしないお前の姿勢が好ましいぞ、私は」
フェンディルは子供にするように俺の頭を撫でた。
俺、いつまで子供扱いされるんだか、と苦笑いしてしまう。
ジェイル・キトフェル、22歳。
娼館【蜃気楼】の稼ぎ頭─つまり、売れっ子のベテラン男娼である。
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