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「あ、ン!!」
フェンディルの逸物は傘が張っている上、その下に真珠を埋め込んでいるとかで歪な形をしている。
そいつを一気に突き立てられるのは、結構クる──
「あ、あ、あ、あン、んん───!!」
「何だかんだ言いながら、随分良い声で啼くじゃないか?なぁ、ジェイル…」
ガツガツと奥を穿たれ、イイところを傘と真珠の二段構えで擦られて本気で腰が揺れる。
色んな客と寝たけど、フェンディルの逸物は結構気に入っているんだ、これでも。
何人もの客を取るからいちいち本気で逝っていては身体が持たないのだが、フェンディルは俺のお気に入りだし、一番の太客。
久々に本気で逝くとしますか──
「フェンディル様、もっと、もっと激しくして…」
生理的な涙を溢しながら甘えるように、縋るようにねだりながらも、大きく腰を回転させるのを忘れない。
フェンディルが鼻を膨らませてニヤリと笑った。
こうなったこいつは絶好調になる──
奥を穿つ動きが激しくなり、それに併せて腰を振れば最奥を抉られかのよう─堪らない快楽がビシバシと脳天まで駆け抜けて行く。
「あ!あ!あぁっ、あっ!!」
己の反り返った逸物を扱こうとしたのは無意識だ。
その手を身体の脇にギッチリと押さえ付けられる。
「自分で勝手に扱くのはルール違反だろう?
今日は中で逝くんだ」
おや、フェンディル、今日は幾分余裕が有りそう。
それならば、遠慮なく──
フェンディルに併せていた腰の動きを、回転から縦揺れに切り替える。
更に後を締めて、身体を傾けイイところを存分に刺激しながら奥深くへと導いてやる。
「ふ、ふおっ!!ジェイル、貴様…!!」
「あ!ふぁっ!フェンディル様、イイ!!」
目の前がチカチカしてきた。このまま───
「ふ、んっ!!!」
「あぁっ、あ───!!!」
身体の奥底に吐き出された熱い迸りと共に達し、自身の逸物を押さえて白濁が飛び散るのを防ぐ。
フェンディルは怒らないけど、客によっては『引っかけるとは何様だ!?』って怒るんだよね。
気遣い、大事。うん。
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