第三章:魔法レッスン開、、始?

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…リナ、リナ、、、。 助けて、、。 ローナが、、、酷いことするの、、。 お城に来て、、。 あの、男の子も連れて来て良いわ、、。 リナ、リナ、、。 痛い、痛いわ、、。 それに、寒い、、。 お願い、、。 待っているわ、、。 助けて、リナ― 大好きよ、、。 それと、あの男の子、、。 もう少し魔力を見させて、、。 そしたら、、来て、、。 お ね が い リ ナ 「はい。わかったわ、、。ママ」 何処かの湖。 青い眼の、中学生位の少女。 人形のような、表情のない顔。 だけど、顔はあの人(・・・)のような面影がある。 冷たい青の月の(もと)で。 彼女は今までの優しく、明るい面影もなく。 何もかも、忘れたように。 冷淡な表情で、にこりと微笑んだ。 そして、冷ややかな青い月の光に照らされて、、。 妖艶で美しい少女は踊る。 足が痛んでも、つまづいても。 暗い夜の間、狂ったように踊る。 周りには、黒い闇が飛び散る。 そして、、辺りを明るく照らす、小さな妖精。 クククと笑って、同じく躍り狂う。 明けない夜の間。 いつまでも、ずっと、、。 草むらの影で、光る綺麗な眼で全てを見ていた黒猫は、そっと去っていく。 誰にも気づかれぬように、、。 本当は違う、これは幻と思っているように、頭を振ってそこを離れた。
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