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すると、レンはニヤリと不敵で格好良くプルンとした唇を歪ませた。言いたくはないが。
レンはまた黄金の光を放った。
そして、元の見事な毛並みの黒猫に戻った。
『ヤバそうにゃんで、じゃ、さよなら~。あ、あと、最後の質問を急いで教えてやろう。』
すると、レンはピカッと金色の眼で鋭く光らせた。
『変身魔法で光を浴びた人って、代わりにかけた人の元の身体になるんだ。君は気付かなかったみたいだがにゃ。じゃ、お説教をよ~く聞くんだね、翔くん!バーイ』
そして、レンはにゃ~おといって去っていった。
って、お説教って、、?
同時にある人の顔を思い浮かんだ。
ま、まさかな。
ハハッ。
ゆっくり振り向くと。
「その、まさかよ。ふふん。じ~っくり聞かせてあげましょうね、そのお説教を!」
リ、、ナっ!!!
後ろに笑顔で、本当に恐すぎる笑顔で、こちらを、、見詰めてる。
「い、いつ、か、、ら?」
「うーんと、レンが変身したあたりかしら?ま、、。ふふふふふふふっ!」
き、聞いたのが間違いだった、、。
リナは無表情になり、こちらにげんこつで固めた手を上げた。
い、嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
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