第二章:世界の果ては、世界の始まり?!

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―「翔。翔、、。」 だ、れ、、だ、、? 何か声が聞こえたような気がして、薄く眼を開けた。 すると、目の前には― 「翔。次はどこ行くんだい。」 「ふふっ。どこでもいいんだよ。」 父さん!母さんも、、! 今まで何処にいたんだ、、? どうして、ずっと連絡してこなかった― って。 「えーっとね、ほら!あそこ!あの花畑に行きたいなぁ、、。」 勝手に口が動く、、。 それに、話せない、、。 ど、、う、し、、、て? それに、この光景、見覚えが、、。 「えっ、あそこかぁ、、!」 「どうするの?あそこはだって、、、、が、、、、し、、い、、のよ、、。」 「でも、翔が、、、なら、、行け、、いことは、、い、、、、、け、、ば大、、だ、、う、、。」 急に声が途切れ途切れに、、。 あぁぁぁあぁああ!! 頭、、が、、。 か、、、、あさ、、ん と、、、、うさ、、、、、、ん 駄目だよ!母さん!行かないで、、。嫌だ、嫌だ!助けて、、誰か、、。 翔、、、、大丈夫、、。 いつか、いつかきっとあの娘が、、、。 ごめんな、翔、、。 僕のせいで、、。 一人で、生きていくんだよ、、。 僕は、、、の森で永遠に生きる権利を持つことにするよ、、。 そこで、君を待っているよ、、、。 百年、二百年たつかもしれないが、、。 きっと君は大丈夫、、。 ちゃんと生きていなさい。 僕の友達の、君のお父さんと、お母さんのためにも―
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