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「父さんと母さんを返、、して、、。やめろ、、、ローナぁっ!!!」
ガバッ
、、こ、、こは、、?
気が付くと、僕は柔らかい布団に寝かされていて、頭に氷がのせられていた。
周りを見回すと、木でできた木造の部屋で、見たことがないガーネットのような紅い綺麗な色をした木が使われていた。
「翔っ!気が付いた?」
リ、、ナ、、。
眼を凝らすと、可愛らしい少女が心配そうにこちらを覗いていた。その仕草さえとても可愛らしい、、。
あぁ、僕!見詰めるな!
いやらしいこと考えちゃうじゃないか、、、。
僕はリナと僕が裸でいちゃついている姿、、
「きゃあああああああああっ!エッチ!!」
ペチンッ
僕はリナに頬を叩かれていた。
いったぁ、、!
「って、なにするんだよ!」
リナの顔は赤く、ぷぅっと頬を膨らませている。
「だって君、変なこと考えてたでしょう!」
「な、なんでそう思うんだよ!」
「だってさっき教えてといった時点で子弟魔法が結ばれたんだから!これは魔力がなくても勝手に結ばれるからね。子弟魔法は繋がれたヒトとの心がわかってしまうんだから!」
「な、なんで、、。あれ魔法だったのかよ!」
「ええ。言霊のチカラは無限ねぇ、、!」
すると、リナはこちらを向いて怒りに燃えた手を振り下ろした。(本当に燃えてたんだが?!)
「おんどりゃー!!!許さないぃぃぃ!!浄化魔法発動!purification・THE・sweetぉぉぉっ!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!眩しい、、!」
「まだまだぁ!水攻魔法!!」
「ごhごほほほfげへむや、ひゃめてへtめhtんgbrw」
「こりゃぁ!リナ!やめないか!もう子供じゃないんじゃ!!」
ごぼbpwk、、。誰、、pglmssだ、、?
「あ、長老!お早いですね。はい、連れてきましたよ、柚月翔です。」
ぐふっ!はぁ、、はぁ、、、。
目の前に居たのはサンタクロースのような姿をした優しそうで、でもどこか聡明そうなおじいさんだった。
すると、おじいさんはにこりと笑った。
「ほう、、、。君はやはり、、。ここ、Terra magicaにいらっしゃい、翔君。君は勇者じゃよ。私は長老。王子らの代わりにこの国をまとめているんじゃ。」
すると、長老は一瞬懐かしいとでもいうように微笑んだ。
それは、優しいとは似ていて、でもまるで親のような、、。
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