第1話

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「は、離してください!」 「お前、やっぱ目えつけて正解だったわ。ちょー俺好みの顔。」 男は力任せに架瑠の顎を掴むと左右を向かせる。架瑠は男の手首を持って力いっぱい引きはがそうとするが、びくともしない。 男は片手で架瑠の両手首を持って頭の上で固定すると、もう片方の手で架瑠のネクタイを解き始めた。解かれたネクタイが床に力なく落ちる。その ままワイシャツのボタンを全て開けた。 「離してくださ、い!やめてっ!」 男はそう言って抵抗する架瑠の首に手をかけた。 そのままゆっくりと力を込める。 「っ?!かはっ?!」 「そーそー。抵抗されんのも好きなんだけど さー、今回はちょっと黙ってよっか?」 恐怖で溢れた涙で架瑠の視界が霞む。 「泣いちゃったの?かーわいい。」 男は首に手をかけたままあらわになった肌に舌を這わせた。架瑠の体が不規則に跳ねる。 「ねえ?この反応、もしかしてこういうこと初めて?」 その言葉に架瑠は顔を真っ赤にさせて、顔を背けた。 「まじで?wいいねえ。」 そのまま男は架瑠の乳首を口に含む。 「んうっ?!」 架瑠の目が大きく開かれた。 「っはは!なんでそんなとこ、って顔してんな。 ここ、男でも感じるトコロなんだぜ?」 男はゆっくりと執拗に舌で愛撫する。やがて架瑠はそこから快楽を拾いはじめた。身をよじろうとしても、上半身を反らして逆に男の口に押し付け ている構造になってしまう。
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