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「……外してほしいのかい?」
天宮くんの雄を握り、腰をゆるゆると動かす。小さく悲鳴をあげ、耐えられないといった様子で、天宮くんはコクコクと首を縦に振った。
「それなら、これから毎日僕の所に来ると約束してくれ」
「えっ……」
天宮くんが愕然とした表情に変わり、絶句している。そんな顔さえ、僕からしたら魅力的に見えてしまう。
「嫌なのかい? 君も楽しんでいると思っているのだが」
天宮くんの細い腰を掴み、ぐっと腰を押し込む。天宮くんが悲鳴をあげ、逃げようと藻掻く。そこを追いかけるように、僕は腰を突き上げていく。
「あ、あぁっ、い、いやぁっー」
「どうなんだい?」
「わ、分かりましたから……は、やくはずしてくださいっ」
天宮くんも限界に近いようで、目が少し虚ろで唇の端から唾液が溢れている。
僕は一旦動きを止め、天宮くんの雄に絡みついた紐を解いていく。赤く筋が残っていて、なんとも痛々しい。
「っ……んっ……」
解いている間も何度も天宮くんは体を震わせ、切なく悶ている。
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