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アジアンスーパーは少し歩いた所にあるから街並みを見ながらのんびりと行くことにした
とりあえず野菜と果物は必須だよね
スーパーの中は見覚えるの調味料や食材が沢山並べられている
あとは…この調味料と…あーこの調味料もあると便利！
颯が持ってくれてるカゴに次々と入れていく
『なんか…手馴れてるね。』
「そりゃ颯と一緒に暮らす前はよくスーパーで買い物してたし。」
中等部の時はよく晩ご飯を作る為にスーパーはほぼ毎日通って買い物してたからね
高等部1年生の時も寮で料理やスイーツを作るためにスーパーにはよく行ってたし
『へぇ。』
颯はスーパーが珍しいのかキョロキョロしてる
ちょっと可愛いかも
「颯はスーパー初めて？」
『まぁ…買い物なんて普段しないから。』
そうだよね
颯がスーパーで買い物してる姿…似合わなすぎて想像出来ない
「そっか…あっ何か食べたいものある？豪華な食事は無理だけど作れるものなら作るよ。」
『そうだな…ならオムライス。』
オムライス！？
颯の口からオムライスって言葉が出たことに驚いた
『俺…家庭の味とかよく分からなくて。オムライスとか食べたことないから…食べてみたい。』
そっか…颯はいつも豪華な食事をしてたから家庭の味を知らないんだ
「じゃあ今日は腕によりをかけて作るね。」
なら留学中は颯に色んな家庭の味を食べてもらないとね！
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