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颯の頭を撫でながらテレビを見る
颯の髪って思ったより柔らかいんだよね
もっとツンツンしてるのかと思ってたし
頭を撫でられるのも好きだけど撫でるもの好きなんだよね
そういえば私が通う大学は白星学園と同じ学校法人が運営してるから白星大学のオーストラリア校みたいなものなんだよね
通常オーストラリアの大学は3年制だけど私たちが行く大学が日本と同じ4年制のカリキュラムになってる
「本当に良かったのかな?」
他の大学に行けば3年で卒業できるのに…
『何が?』
えっ!?
「起きてたの!?」
下を見ると颯が目を開けてる
『寝てないよ目を閉じてただけ。で、恵美は何に不満を持ってるわけ?』
「別に…不満じゃないけど…」
『けど?』
颯の視線が痛い…
「同じ大学だと卒業まで4年かかって日本に帰るの遅くなるから…」
『恵美。』
いつの間にか起き上がっていた颯は私の頭を固定すると唇を重ねてきた
呆気にとられているとすぐに舌が侵入してきて口内を犯される
「ンンッ…アッやは…と…ンッ」
抵抗する事を忘れた身体はすぐに受け入れてしまって力が抜けていくのが分かる
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