114人が本棚に入れています
本棚に追加
『あっ恵美に渡すものがあったんだ。ちょっと待ってて。』
そう言って颯は部屋に行ってしまった
けどすぐに戻ってきて1枚のカードを差し出された
それは黄金に輝くカード
「あの…これは?」
『ん?ゴールドカード。』
いやそうなんだけど…
そうじゃない!
「なぜこんな凄いカードを私に…?」
渡すのかって事を聞きたいんです
はい
『生活に必要な物は全部これで買って。あっ
欲しい物があれば好きに買っていいから。』
………はい?
えぇっと…どういう意味?
「いや…生活費はお母さんから仕送りしてもらえる…」
はずなんだけど
それに卒業前に数ヶ月だけケーキ屋でバイトして自由に使えるお金は少しだけどあるし…
『あぁそれは事情を説明して恵美のご両親から了承してもらったから。』
えっ!?
ちょっ!?
いつの間に!?
『留学中の生活費諸々は俺がこれからも資産運用で稼ぐ。勿論俺の両親に伝えてあるよ。だから何も心配しなくていいよ。』
「そんな…颯が貯めたお金を使うなんて…」
そんなこと出来るわけない
きっと沢山勉強して資産を増やしたと思う
そんな大切なお金を好きに使うなんて私には無理だよ
最初のコメントを投稿しよう!