クッパさんの恋の進展のような後進のような??

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パチパチパチ… クッパ「つまり、湖畔の近くを散策していたら迷って、足が躓いてカナヅチの癖に湖に落ちて溺れ死ぬ所だったと…」 朱里「ぶ、ブエックショッピングモール!!!」 クッパ「そこに偶々吾輩の拳が水力で打ち上がったということか…」 朱里「しょ、しょのどーり……ブルブル そして、感謝を伝えようと抱きついたと思ったらもう一度湖にぶち込まれて今クッパさんに焚き火をつけてもらい体を温めている所でございます」 クッパ「誰でも湖から何かが出てくれば驚くに決まってるではないか!」 朱里「大魔王ともあろうお方がお化け怖いの?テレサとかザンボとかバサバサとかいるのに」 クッパ「部下を怖がる訳がないだろうが! て、違う!!お化けは怖くはないのだ! 予想もしない出来事が起こったら誰であろうと驚くに決まってるだろ!?そこに魔王も英雄も関係ないはずだ」 朱里「それもそうだね!確かに驚くよね♪あはは(´∀`)」 朱里のヘラヘラしている態度にイライラしていた吾輩は少し腹が立ててな ファイターでも恐れる大魔王である吾輩に対してこんな躊躇なく近づいて舐められていると感じ、牽制のつもりで吾輩は朱里を睨んで見下ろせば押し倒したのだ ドサッッ 朱里「クッパさん?」 クッパ「毎日毎日ヘラヘラ笑って…貴様のような奴は吾輩が力を少しでも入れれば壊せる事ができるのだぞ…あまり吾輩の前で舐めた態度をとるならこんな押し倒すだけでは済まさないぞ」 そう言って朱里の首に手をかけて力を脅すつもりで入れ始めた するとだな…… 朱里「クッパさん悲しい顔してます?」 クッパ「き、きさっま!!」 朱里「いいよ、ここでこのままクッパさんに食べられたって私には悲しむ人も帰る場所もないもん」 クッパ「な、何をいって……」 朱里「言葉通りだよ。私記憶ないの…気付いたら暗い空間にいて光に導かれて進んでいたらマスターにこの世界に招待してもらったの 私が覚えていたのは自分の名前それだけ」 そう言った朱里の態度がいつものヘラヘラした物とはまるで違う別人のような態度に知らずの内に手の力を解いていれば朱里はスッと立ち上がって 朱里「だから、クッパさんは凄いよ。どのファイターよりも強くあろうと前に進んでて、かっこいいよ」 クッパ「なっ……」 朱里「そんなクッパさんの下にいる部下はきっと幸せですね。こんな強くてカッコいい大魔王さんがいるんだから…」 そう言ってその場から去ろうとしたのでこのまま言われっぱなしは嫌だったので思わず クッパ「朱里!!」 朱里「?」 クッパ「…貴様だけだ。」 朱里「えっ?」 クッパ「貴様だけだ。吾輩と面と向かってそんな事言ったのは…だから、吾輩からしたら朱里も凄いぞ!!」 そう言ったあと朱里は少し驚いた表情をした後目を細めて口角を上げて手を後ろに組んだあと 朱里「ありがとうございます…クッパさん」 クッパ「ーーー///」 湖の光と濡れた髪がどこか魅力的で、朱里の笑顔に吾輩の中でピーチちゃんと明らかに同じ感情が生まれて思わず頰が熱くなった。 多分これが初めて朱里を意識したきっかけだったのだろう
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