奇妙でプレザントゥゥスな音楽隊

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クッパさんは朱里に声をかけるが、かけられた朱里はまともにクッパさんを見る事なく、顔を背けて走り去ってしまい、いつになく早い逃げっぷりにドクマリもその後を追う。 クッパさんはその後ろ姿を見つめる事しかできず、それを見たクレイジーハンドは面白い事を思いついたとマスターハンドに声をかけた。 クレイジー「ねぇ、マスター…私ステージの最後にしたい事があるのよ」 マスター「お前からそんな提案してくるって何か悪い事か?」 クレイジー「神は気まぐれって言うじゃない」 クレイジーの提案は水無月の突然の思いつきと同じ位ロクなものがないのを知っている。マスターは気乗りしないまま、とりあえず聞くだけ聞けば マスター「なるほど、神の気まぐれって事でファイター達を驚かすって事か……だが、そんな事したらファイター全員に知られてしまうと思うのだが?」 クレイジー「私これでも恋する者の味方なのよ?神としてやってあげられる事してあげたいじゃない」 マスター「破壊の化身であるクレイジーが味方になったら恋する者も破壊されるんじゃないのか?」 クレイジー「そうなったらそうなるだけって事よ…ふふふ」 マスターハンドの軽口に対してクレイジーも表情は分からないが楽しそうにしてその場から消える
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