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ヨッシー「確かに、クッパさんはソニックさんとガノンさんと一緒に練習してましたし、音感も抜群でタイミングも合わせられますよね!指揮者なんですし」
トゥーンの指名にクッパさんは驚くと、ガノンとソニックは目を合わせてうまくいったと頷きあう。
そして、ヨッシーも他のメンバーも、
クッパさんなら本番にも強く、土壇場でも対応できる等々信頼の声を上がっていく
そんな突然の指名されたクッパさんは両手を前に出して
クッパ「ま、待つのだ!!
歌うのが嫌なわけではないが、吾輩が歌っていいのか!?
この……ラブソングを!!!」
ガノン「むしろ、良かったではないか。
貴様の口から直接ラブソングを聴けるならステージも盛り上がって貴様の考えている事も実現できるぞ」
クッパ「ぐっふっっ……[そうだ、コイツだけは吾輩が、朱里の事好きな事を知っていたのだった]」
ガノンに酒の寄った勢いで話した事が、
ここで回ってきたのかと思えば、ガノンに教えなければ良かったとクッパさんは後悔する。しかし、状況も状況というのもありクッパさんも朱里に告白出来るならと覚悟を決め
クッパ「分かったのだ、そのかわりソニック。歌詞は、貴様に任せていたが…本来貴様が考えたあの歌詞ではなく、吾輩が考えた歌詞で歌わせてもらうのだ」
ソニック「全然構わないぜ、俺に合わせた歌詞はクッパのおっさんには似合わないし」
ガノン「なら、ソニック。お前は前半のラップが終わったらステージ袖に直ぐに掃けて、クッパが歌う歌詞をクッパに聞いて紙に書き記せ」
ソニックは直ぐに了承して、時間が来たので
クレイジーがメンバーを呼び、
マスターが用意した入り口で待機するため移動する。皆が移動していくなかガノンがソニックの隣に行き、ソニックだけに聞こえるように小さく
ガノン「素晴らしい働きだったぞ、ソニック」
ガノンの言葉に対して同じく微笑みながらソニックもガノンだけに聞こえるように小さな声で
ソニック「まさかガノンのおっさんから、昨日後半だけ歌えないように喉を枯らせるようにしろって言われたときは、なんでだよって思ったが……こういう事なら喜んで協力するぜ」
ガノン「俺の指示で勘違いさせてしまった原因もあったからな……これは、その詫びだ」
そう言ったガノンは足早にソニックの前を通り過ぎて、その姿を見てソニックは笑いながら
ソニック「素直にクッパのおっさんの恋を応援したいって言えばいいのに…ヴィランズってめんどくせぇメンバーの集まりだな ククククッ」
クッパ「ソニック、早く来るのだ!!」
クッパさんに大きな声で呼ばれて、ソニックは口角を上げて駆けていくのだった
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