想いよ届け!あなたに送るメッセージ

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ドクマリ「どうにか、間に合ったみたいだな」 皆がLive合奏に夢中になっている中、朱里はドクマリと一緒に漸くファイター側の席に到着してピーチ姫とロゼッタが見つけて声をかけ、2人を迎える ロゼッタ「ドクマリさん、もうあと時間的にも一曲だけですよ」 ピーチ姫「朱里、来てくれたのね!!」 ドクマリ「俺は来る気なかったが、 祭りの最後のイベントだけ皆と見たいって 朱里 が。治療室まできて言ってたから連れてきた ワリオの治療も終わったしな」 ドクマリの後ろから現れた朱里は不安そうだけど、どこか困った表情でピーチ姫を見て微笑みながら 朱里「いつまでも、変わらないのは良くないと思って…[前に進むにしろ、後ろに進むにしろ]」 ピーチ「嬉しいわ!一緒に見ましょう!!」 朱里「……うん[やっぱり、ピーチさん可愛いし優しいな]」 ピーチ姫の明るさにこれは勝てないと目を瞑った後、覚悟した表情で顔を上げる。 ちょうど、ピカチュウ達の歌が終わりトゥーンが観客側にお辞儀をすれば、惜しみない拍手が湧き上がりそのままステージ袖に掃けて、クッパさんが入れ替わって現れる マリオ「えっ!?クッパ!!?」 ルイージ「ガノンもステージにいるから、クッパもいるとは思っていたけど…まさか指揮者だったなんて」 トレ子「あの服どうやってきたのでしょうか?」 むらびと「トレ子さん、そこ突っ込んじゃうんですか」 ポポ「タキシードにあーう!!」 ナナ「さっきみたいに今度は誰が歌うのかな?」 朱里「……[クッパさん]」 クッパさん登場に全員が驚く中、朱里の姿をステージ上で発見したクッパさんは、軽く口角を上げた後、後ろに振り返る。その瞬間ファルコとフォックス等の楽器が変わるメンバーは、楽器を変えてクッパさんを見る そして、タクトを上に上げるとガノンのピアノの旋律が会場に流れ始め、誰が歌うのかと注目される中、指揮者のクッパさんがいつもとは違う優しくてしかしどこか力強い歌を歌い始める
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