0人が本棚に入れています
本棚に追加
クレイジー「アンタは、この先もずっと朱里の事を想って生き続けられる?
さっきの言葉みたいに笑顔を護りたいって願う?もしも、朱里の記憶がアンタの中から消えて、朱里の記憶からアンタが消えても」
ドクマリ「なんだよ、その質問…」
クレイジー「いいから、答えなさい」
質問は受け付けないと態度でクレイジーが示すと、ドクマリはめんどくさそうにしながら頭を齧り、手を下ろせばしっかりとクレイジーを見て
ドクマリ「……想って生き続ける。例え、お互いの記憶がお互い無くなっちまっても……俺は朱里の笑顔を護る為に動く事を願う」
クレイジー「それが、辛い選択でも?隣にいるのがアンタじゃなくても??」
ドクマリ「…あぁ、つーか…朱里の事忘れるなんて有り得ねーだろ。あんな破天荒でワガママチンチクリン…忘れたくても、いや、忘れても直ぐに惹かれるだろうぜ」
クレイジー「その決意。しかと、私が聞き届けた。私はこれから先、アンタが朱里の事忘れても身体がそれを覚えているようにおまじないかけるわ」
クレイジーがそう告げた後ドクマリに指パッチンをする。
特に何かが起こったわけでもされたわけでも痛みも痒みもないとドクマリがあちこち身体を触って確認した後
ドクマリ「何か変わった感じはしねーんだけど…」
クレイジー「うふふふ、マスターのおまじないとは違って私のは少し強力なのよ」
ドクマリ「…そりゃ……恐ろしいな」
クレイジーが可笑しそうに笑った後、ドクマリは何が起こるんだと思ったら急に寒気がして自分自身をギュッとすれば
ドクマリ「(朱里の奴、クッパの所いって話せたのか?)」
と思うのだった
最初のコメントを投稿しよう!