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〜〜ピトッ
朱里「冷たい!!」
クッパさん「たっく……毎回毎回吾輩と会うたびに何かやってからくるな貴様は…偶には普通に来れぬのか」
足を思いっきり捻った朱里の足に水道の水で濡らした布を軽く絞ってから腫れている箇所に置けば、クッパさんは朱里の隣に腰をかける
朱里「へへへ、これで何回目なんだろうー?」
クッパさん「数えきれんわ。吾輩が知る限り10は確実に超えてるな…」
朱里「わぁー、天下の大魔王さんに体当たりして、介抱されるのは後にも先にも私だけですかね?」
クッパさん「貴様だけだ。ったく……本当、目が離せなくて困った奴なのだ」
朱里は困った感じで聞けば、クッパさんは呆れながらも答えた後。朱里はクッパさんが置いてくれた布を見つめて心地よい冷たさに目を細めて口を開く
朱里「クッパさん……会場行かなかったんですね」
クッパさん「吾輩が行くと、チビファイター達の肩車として乗られるからな…ステージで集中して疲れているのにそれは勘弁して貰いたいのだ」
朱里「クッパさん大きいから皆高い所行きたがるんですよ、私も好きだからしょっちゅう屋敷の屋根の上で寝転がってそのまま寝ちゃって落ちちゃうんですよねー」
クッパさん「貴様が落ちる度に吾輩が決まって何故か下にいて、受け止めていたな」
朱里「最近だと、クッパさんのが来るの分かった上で飛び込み選手権やってましたもんね」
クッパさん「貴様〜〜!先月の回転しながら落下したのは狙ってやったのか!!
通りで綺麗に受け止められたと思ったら!!!」
朱里は思わず口を滑らせて余計な事を言ってしまい、それに対してクッパさんは大きな声で朱里を叱り朱里もやってしまったと目を強く瞑って
朱里「ごめんなさい、ごめんなさい!!クッパさんなら絶対受け止めてくれると信じていたから!!!」
クッパさん「吾輩は好きで受け止めてるわけではないわ!本当に危ないから受け止めているのに貴様という奴は〜〜!!」
朱里「ひええぇぇ〜ん!だからクッパさんと、このまま付き合うとこんなのばっかりだから、私とお付き合いしない方がいいんですってば〜〜!!」
クッパさん「……なに?」
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