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愛理は光属性を独学で勉強をしているが、資料があまりない中で基礎となる資料を図書館で見つけてなんとか受験に合格をしていた。
「お姉ちゃんの光属性ってかなり珍しいから、かなり大変だよね。 私も資料見つけたら教えるね!」
そう言いながら、愛理の左腕に抱き着くと、愛理はありがとうと言いながら奏の頭を撫でていた。その愛理と奏の様子をドアの隙間から見ていた父親である正人は、二人を仲良い姉妹だなと言いながら入ってくる。
「ちょっ、どこから見てたのよ!」
そう言いながら父親を右足で蹴ると、ちょうど脛に当たったのか痛いと叫びながら床に蹲ってしまう。
「愛理……そこで母さんと会って、合格したのを教えてくれたからケーキ買ってきたのに……その対応はないだろう……」
そう言いながら床に伏せてしまう正人の持っているケーキを愛理と奏は喜びながら取ると、二人は目を輝かせてフルーツタルトだと喜んでいた。倒れる正人の後ろから楓が現れて、ご飯食べた後よとフルーツタルトを取り上げて冷蔵庫に入れる。
「正人さんいつまで倒れているの? 早く起きなさい」
正人のお腹を足で軽く蹴りながら、楓はキッチンに向かって行く。正人は愛理と奏の父親であり、短髪の黒髪をしてツーブロックのアップバンク系の髪型をしている。体型は筋肉質だがスリムな体型をしていて、スーツを着ていては筋肉質だとは一見して分からないとよく言われている。
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