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夜の静寂に闇が満たす午前2時。
古びたラジオが時報を告げた。
「こんばんは、ヒダカサクです。
今夜も始まりました。
オールナイトぼっち、真夜中のラジオ。
この番組は、ぼっちによる、ぼっちのためのラジオです。というわけで、友達がいる人は今すぐ寝てくださいwwwwウソです!
BGM感覚で、お聴きくださ〜い。
それでは、今夜も始めていきましょう。
オールナイトぼっち、真夜中のラジオ…
あーした、元気にしておくれ〜」
真っ暗cryな心の隙に、小さく儚い陽が射した。
それはきっと、明日を壊す糧となる。
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