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 いかがでしたか? 仲間の禿狩族がいつまた現れるか分からない。 その不安から、実際に見込める効果は薄いですが、 髪無人は頭を隠そうとするのですね。 今回の講演で、「禿」と向き合う覚悟が 皆さんの中にできましたら嬉しい限りです。 そして、龍玄が残した格言にこんなものがあります。 「髪無人が髪有人に外見を合わせるのは、時代遅れである。  今は、髪有人が髪無人に歩み寄らなければならない」  感動するでしょう。 私のハンカチはもう絞れてしまいます。 皆さんには、この格言を是非とも座右の銘にしていただきたい。 見てお分かりでしょうか? 私は禿げているのではなく、髪を無色透明に染めております。 世の髪無人の助けに少しでもなりたいという気持ちからです。 私の赤パンツ一丁、眼鏡の左レンズ割れという見た目は 完全に趣味ですのでお気にせず。 本日は直立不動で聴いてくださり、誠にありがとうございました。  マジカル柴田様、どうもありがとうございました。 次は、10分休憩を挟んだ後、全日本植毛協会会長 上野様より、 現代の植毛技術の進歩についてご講演いただきます。
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