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青柳さんに会ってから1週間後。
「こんばんは〜」
再びバーで会った。
前回俺が来た曜日と時間と同じだから、俺に会いに来たのかと思ったりしたけれど、たぶん違う。
ママにお礼のお菓子とか渡してるし、たぶんママへのお礼が目的だろう。
そのまま帰るのもなんだし、というあれで俺の隣に座っただけな気しかしない。
「失恋した傷は癒えましたか？」
なんか俺のおまけ感が酷いので、思わずいじわるを言ってしまう。
「....うっさいな！！」
あ、拗ねた。
「すみません。」
「思ってないだろ！」
思ってたより元気そうだな。
とりあえず、大丈夫そうで安心した。
「せっかくお前にもお礼のお菓子買ってきたのに、あげないからな！ばか！」
なんだ、俺にもお菓子あるのか。
ちょっと嬉しい。
「くださいよ、それ。ちょーだい青柳さん。」
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