なんか話がつまらないとき。人物増やすのも手なのでは

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なんか話がつまらないとき。人物増やすのも手なのでは

 長編を最終話まで公開予約したくせに、「なんか違う! 大幅に改稿だ!」と書き直す羽目になった橘やよいです。公開予約までしたくせに……もうちょっと早く気づけばよかった。さて、今回のテーマです。 「なんか話がつまらないとき。人物増やすのも手なのでは」  冒頭の通り、「人間の女の子があやかしとの縁を結び、成長していく」という物語の最終章を大幅改稿しました。  初稿では、主人公が葛藤して自分の道を選ぶまでの内面を描いていた最終章。そのため内面描写がメインで、主な登場人物が主人公ともう一人しかいなかったのです。  ですが。  最後の山場なんですよ、ここ!  こんなに淡々と二人だけで会話していていいのか!  と悩んだ結果、その章に登場人物を増やすことになりました。新規人物ではなく、それまでに登場していた人物です。  すると、あら不思議。お話が賑やかになりました。一人増えただけでこの違い! 登場人物の会話が楽しい! 賑やか!  お話がなんだかつまらない。展開が進まない。そんなときは、思いきって人物を増やしてみるのも手ではないでしょうか。  そしてちょっと話はずれますが、クライマックスはとくに登場人物増やすのが有効だと思います。新規ではなく、今まで登場してきた人物の再登場。  恋愛ものであれば別なのかもしれませんが(男女カップルのいちゃいちゃで終わっても満足できるのが恋愛だと思うので)、私の長編はわちゃわちゃと色んな登場人物と絆を深めるお話でした。それなのに最後が二人って……今まで結んだ縁はどうしたんだ!  漫画やアニメでも、最終話で全員集合とか、エピローグで人物一人一人の描写をしてくれるとか……、そういうものに私はテンションが上がります。「あー、あのキャラが!」「この子までいる!」ととても盛り上がります。とくに私は脇役を好きになる率が高いので、あんまり出番ない子が最後の最後でちらっとでも顔を見せてくれたら拍手喝采です。  せっかくのラスト、それまで物語を彩ってくれた人物みんなに会えたら嬉しい!  クライマックスの盛り上がり要因の一つとして、使えるのではないでしょうか。 ~まとめ~ ・展開がつまらない、進まない。そんなときは登場人物を増やしてみるのもよし。 ・クライマックスで全員集合するとテンション上がる、好きです。(超個人的趣味)
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