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冒頭をこねくり回してみる
はい、前ページからの続きです。
前ページは「読者をつけるために冒頭頑張って書こうね!」というお話でした。今回はその具体策。
テーマはこちら。
「冒頭をこねくり回してみる」です。
私の場合、web小説だと1ページをぱっとみて5秒で閉じることもあります(ごめんなさい)。あくまで私が「こういうページがきたら読むのやめる」というものを挙げてみます。
〇びっしり文字が詰まってる。改行がない。
〇短いプロローグ
以下、本当に個人的な意見です。そんな風に思ってるんだな、くらいで見てください。
〇びっしり文字が詰まってる。改行がない。
画面開けた瞬間に「おう……」ってなります。これは読むのに体力いるなあ、目が疲れるなあ、となって読むのを躊躇します。適度に改行入れたい。
〇短いプロローグ
すごい引き込まれるプロローグだったら大丈夫なんです。「お、続き気になるぞ!」と思えたらページをめくります。でもあんまり趣味に刺さる文章でなければページをめくるのが面倒なのでそっと閉じてしまいます。
プロローグかっこいいから書きたくなるんですけどね、難しいです。
ちなみにプロローグを読まない方もいらっしゃるようです。エブリスタは1ページがどれだけ読まれたのか分かりませんが、私がもう一つ使っているカクヨムというサイトはページごとのPVが分かります。このあと挙げる長編ではプロローグより1話の方がPV多いです。
☆プロローグで1ページ使った例☆
こんなことを言いつつ、私の長編は短いプロローグから書き始めているんですね。参考+宣伝にURL貼っておきます。
『悪役令嬢の使用人』https://estar.jp/novels/25600822
プロローグで「こういうお話ですよ」というのは表現できていると思っています。でもだからこそ、「べつに面白くなさそう」と思われたらそこで読者が離れることもあるでしょうね。
☆プロローグを本編1ページ目に組み込んだ例☆
プロローグ書きたいけど、1ページ使っちゃうと読者離れそうだし、どうしようかなあという苦肉の策はこのエッセイの1ページ目です。
プロローグというか前書きというか……、「はじめに」を本編1ページ目の最初に書きました。これならページめくる動作はいりません。
創作論読みにきた方に「こういう意図で執筆してます」という前書きをだらだら書いても、つまらないと思う方が多いのではないでしょうか。
私だったら、その前書きだけで1ページ使われていたら「私が求めているのはそうじゃない」と閉じると思います。
なのでページをめくらなくてもいいように、本編とくっつけました。
こういうのも手かなと思います。
あと連載開始した日にプロローグしかなかったり、物語がまったく動かない序盤も序盤なお話しか公開がされていないと、個人的には追いかけようとする気が起きないです。面白いかどうか判断できるところまでは一気読みしたい。
なので私の場合はキリがいいところ・面白そうと思ってもらえる場面まで、公開初日に一気にアップするようにしています。
フォロワーさんの新着欄にのれるのは最初だけです。「あ、この人新作公開したんだ」と開いてもらえたときに、面白いところまで読み進めてもらいたいじゃないですか。
スタートダッシュは肝心です。
以上、あくまで「私はこう思うから、こうしています」というお話でした。参考にするかしないかは皆様次第です。
~まとめ~
・適度に改行したい
・プロローグ書くなら全力で。本編にくっつけちゃうのもありかもしれない。
・公開した日に読みにきてくれる方は多い。どうせなら面白いところまで一気に読んでもらいたいから、最初はちょっとだけ大盤振る舞いでページ数多めに公開してみるのもいいかも。
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