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沙良がそんなに悪い病気だって知らなかった。
何となく想像はついていたけど余命宣告までされているって言うことは知らなかった。
聞かなきゃよかったのかな?でも、聞いてスッキリした。
僕は学校に行った。
周りは僕が来たことに気いてないと思う。
だってぼくにはともだちがいないから。
別にほしいわけじゃない。
むしろ、1人のほうが気楽だしいじめられるよりは断然マシだと思う。
それに僕には沙良がいるし。
僕はまた病院に行った。
生きていられる時間が少ないからこそ、僕にできることは何でもしたい。
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