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よる、ヨッシーくんが、やってきました。
「ドラゴンさん、ボク、おいしいものをたべたいんだ。どうやったら、おいしいものをたべられるかな?」
ヨッシーくんは、いいました。
ドラゴンはばふっ、とつばさをゆらして、こたえました。
『きみがたべたフルーツから、たねをとり、そだててみるといい。きっとおいしいフルーツができるよ』
「わかった~!ありがとう、ドラゴンさん!」
ヨッシーくんは、メロンのたねをとるとはたけにうえて、あめのひも、かぜのひも、がんばってそだてました。
くろうして、そだてたメロンは、ほっぺたがおちそうなほど、おいしかったそうです。
ドラゴンは、きょうもやまから、みんなのことを、みまもっています。
やさしく、いとおしげに…。
おしまい
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