ウサギとカメ 

2/5

15人が本棚に入れています
本棚に追加
/78ページ
ウサギ「ひい、ひい、ちょっとほんきだしすぎたわ…こしがいてえ…」 ウサギははやくはしりすぎて、こしがいたくなってきました。 おおきなきのかげで、ひとやすみ。 ウサギ「なんだ、カメのやつ、まだぜんぜんきてないじゃん。こりゃらくしょうね(わらい)あーつかれた…。ちょっとひとやすみのついでに、ひるねでもすっか…」 ウサギはごろんとよこになり、そのままねむりました。 いっぽう、カメはちょうちょさんをおって、へんなみちにはいっていました。 カメ「はう~、ちょうちょさん、どこですか~?」 のろのろとあるく、カメ。 そこはかしこいまじょがすんでいる、もりでした。 まじょ「やあ、カメちゃん。こんなくらいもりに、なんのようだい?」 まじょは、すごくロリでした。 カメ「はう~!かくかくしかじかです~」 まじょ「なるほど…かくかくしかじか、ね。ユリマ…じゃなかった、ウサギのやつ、らくしてクリーパンをおごらせようとしてたんだね。よ~し、ちょっと1ぺーじぐらいまってて」 カメ「はう~?」 カメはよくわからないけど、まつことにしました。
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加