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「はっ!?」
俺は教会の棺桶の中で目を覚ました。
神父が復活の呪文を唱えてくれたようだ。
「おお、勇者よ。しんでしまうとは情けない」
お決まりみたいなセリフを言われて、そのまま外へと出された。
…あっ!!
金が半分になってる!!
くそ!魔王のやつ!俺の金取りやがった!!
この借りはパンツだけじゃ済まさん…!!
俺はくやしくて、さらに修行した。
隣町の近くの森まで移動し、そのあたりのモンスターでレベルを上げる。
…一ヶ月後。
俺はレベル21まで上がり、戦士と魔法使いをマスター。武闘家に転職した。
そして魔王たんのところにまた行った。
「しょうがねえな。俺の経験値やるから先に進め」
ミナセユキトーンも、俺の執念には驚いたようで応援してくれるようだ。
レベルは22まで上がった。
そして魔王たんの部屋の扉を開ける。
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