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感情の行方
誰かを心配するって愛だと思う。
私はもう彼を心配なんてしていない。
ただ手に入れたい。
あなたと笑い合う朝が好きだった
あなたと触れる私が好きだった
あの頃にようにと願い
あの頃に戻りたいだけ
気付いてしまった
それはもう、執着なんだね。
じゃあ、彼は?
そのまた次の彼は?
心配なんてしなかった。
守られてるという安心感。
あれはきっと依存に近いものだったのなだろう。
ふと現れた彼、
辛いことはなかっただろうか
今大変なんじゃないのか
私、その辛さたぶん半分もらえるよ
ああ、周りにたくさん人がいそうな彼だから大丈夫だったのかな。
何もせずとも一際輝く彼に、抱いているこの感情は
まだ見えてない。
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