いつか共にみた夢の続きは

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いつか共にみた夢の続きは

あなたの隣にはきっと だれが見ても可愛いと思うようなこが 我が物顔で陣取ってる。 自信もなにもないわたしには 付け入る隙なんてなくて、 だけどまだあの頃の夢が捨てきれないの。 海辺の町に家を建てて、広いデッキに猫も犬も一匹ずつ、子どもは2人くらいかなって話してた。 寝室には大きなベッドが1つ。 隣で眠って隣で目覚める。なにがあっても、喧嘩しても風邪をひいても、それだけは毎日繰り返そうって。 優しい笑顔で話してたね。 あの時から、私の終着駅はその家とあなたなの。 今、あの頃の将来の夢に居る。 海辺の家もあなたも居ない、あの頃の将来に。 まだ覚えてるんだよ。 忘れないんだよ。涙が出るの。 こんなわたしをどう思いますか。
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