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※ ゴスロリ少女と添い寝の悪魔
夜、何時かよく分からないけど眠くなってきた。
「よし!寝るか!」
「え…」
寝るんだ、この人…そう思っていたら彼はベッドに座り、楽しそうに自分の隣をポンポンと叩いて私を呼んだ。
「ほら、来い。」
「あ、あの……」
「可愛がってやるから!」
「…?あの…服は…」
私は当然まだ、ゴスロリと呼ばれたレースがたくさんついた服を着たまま。
しかもベッドは一人用。
…それに、一人用のベッドに二人で寝るの…??
「ああ、脱がせるからいいだろ。」
彼は笑って、平然と言った。
…私、また…されちゃうんだ……
「焦らしプレイか〜?じゃあ、お言葉に甘えて(?)襲わせてもらうか…!」
彼はそう言うと、怖い顔をして私をベッドに引きずり倒した。
「!!」
「…覚悟しろよ?すぐにそのゴスロリ、ひん剥いてやるからな…!」
「あ、あ……」
服を強く引っ張って上を脱がされ、胸が露わになった。
「丁度いいな、逃げらんないだろ?手が引っかかって…」
彼の、見た事なかった鋭い目つきに、今すぐに痛い目に合わされて殺されるような気がして、私は怖くなって震えた。
「や……」
「あ〜あ、ゴスロリ少女が胸だけ丸出しで感じて…ヤラシイ…。なんだよコレ、もう尖ってるじゃん……」
彼は私の露わになった胸の先を、少し強めに摘んだ。
「痛…いっ……いや…!」
「なあ…着たままも、良いよな…?」
寝かされている私の背中に手を回し、彼のもう片方の手は、私の足の付け根に向かって這っていった。
「っ……」
「お、濡れてないか…?なあ、感じてんだろ…無理矢理も好きか…」
何度も下着越しになぞられて、身体がビクビクする。
痛いのは嫌なのに…怖いのに……ドキドキする……こんな気持ち、初めて……
「!!や、やめ…んっ…あぁ…!!」
「うずいてるな…。ほら、中に欲しいだろ…さっきのお返しだ、もっと焦らしてやるよ…」
「あ…あ、あぁ…!」
なぜか身体がうずく。こんなのされたくないはず…痛くされたくないはず…
それなのにどうしてか、この人に触れられたくて仕方がなくなっていた。
これが…この人が持つ魔力なの…?
「や…だ…魔力……使わないで……!」
私が震えながらそう言うと、彼は真顔で手を止めた。
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