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誰かに贈る唄
貴方の不安や痛みは貴方にしかわからない。
貴方の悲しみや苦しみは貴方にしかわからない。
だけど心配する事は出来る。心配しか出来ないけれど。
心配は祈りにかわり、
祈りは見えない力になって
きっと貴方に届くだろう。
当たり前に貴方がいる事を
当たり前と思っている時、
でもそれは当たり前じゃない事に気がつく時は
きっともう遅いのかもしれないから
だから一人で悩まないで。
貴方にむけて
私は唄を奏でよう。
少しでも貴方が心に負った傷が塞がる様に
少しでもゆっくりと眠れますように
だが、少し意地悪をしてみようか。
もし貴方が元気になったなら私は貴方に花束を渡すだろう。
その時私が貴方に渡す回復祝いの花束は
どんな花言葉の花なのかを
どうか笑いながら考えて眠っておくれ。
レビューありがとうございました。
yoshicamiyakono 5/4 11:22
回復祝いの花束を受け取りたいです。
とてもやさしい詩です。私も回復祝いの花束を受け取りたくなりました。 私の不安は貴方の祈りに変わる…。素晴らしい詩だと思います。
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