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『ブロヌス聞こえるかぁい？』
"その声は……主人様ですか"
『そーそー御主人様ですよぉ』
"何か御用でしょうか"
『うん御用〜ちょっと担当区域放り投げてこっちおいでよ。』
"分かりました。此処を部下に任せて今すぐ向かいます"
『うん、１０秒あげるねぇ』
"ありがとうございます。（レンカイ此処を宜しく頼む）"
『じゅーう、さーん、にーぃ、いーち』
シュン、という音を立ててブロヌスがこっちに来る。
『ん、よしよしお前は偉い子だ。撫でてやろう』
〝ありがとうございます主人様。それと御用はなんでしょうか〟
僕は撫でながら答える。
『うん、下降りるよ』
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