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「おや、クッパ様。Jr.様も連れてこられたのですか?」
「我輩の仕事に興味があるそうなのだ。別に構わないだろ?」
「はい、大丈夫ですじゃ」
ある部屋の入り口の前でカメック婆と会い、クッパは同行を許可した事をカメック婆に伝えカメック婆もそれを了承した
そして、クッパが扉を開くとそこは色々な生き物達がなんかの乗り物を作っている場所だった。
「ここは?」
「いわゆる造船所になるな。ここで、我輩達が乗るクッパクラウンを作っている」
クッパが説明すれば、僕は下に降ろされる。
僕は近くにあった鉄の工具を持ち上げた
クッパの配下達はクッパが来れば近寄り頭を下げていた。
その時の配下もそうだが、クッパが来ると緊張はしてるだろうけど、怖がったりはしてはいなかった。
「クッパ様、クッパクラウンの性能についてなのですが…」
「うむ…大砲が出たり、ビームが出たりするのはいいと思うが他も精度を上げてみてほしいのだ」
クッパと配下は何やら難しい話をしている。
僕はちんぷんかんぷんなので工具を使ってその辺の壊れかけていた機械に触り弄っていた。
「では、そのように進めるのだ。……Jr.よ、それは貴様がやったのか?」
クッパが配下と話が終わると、僕の所に来て僕が弄っていた機械を取り上げ僕を見た。
なんか、弄っちゃいけない機械だったのかな?
「……うん、壊れかけてたみたいだからその辺の道具使って弄ってた」
「これは、そのクラウンを操作するときに使うリモコンだ。この数分で治してしまったというのか」
あれ?治ってたの?
僕はただカチャカチャしていただけだったんだけどなぁ。
クッパは僕が治したリモコンを試しに押してみた
するとクラウンの傍から機械で作った腕が出てきた。見るからに殴ったら飛びそうな感じだった。
「……Jr.様、素晴らしいですぞ!」
「へっ?」
「我輩もクラウンやリモコンに手を出す事はあるが壊れいたリモコンをJr.が治せるとは驚きしかないのだ」
クッパが言うには、リモコンもこの乗り物も精密な計算をされて作られているものらしく簡単に弄れば治るという代物ではないと言う。
夢の中だから、きっと優遇されてるんだろうなー
「では、次の所へ向かうぞ。Jr.こっちへこい」
クッパは僕を肩に乗せて造船所から退室していった。配下のものたちは僕にも手を振ってくれた。優しい奴らだなぁ…
「クッパ様、Jr.様を肩に乗せているのが疲れたらこのわしに任せてくだされ」
「子ども1人を肩に乗せて歩くぐらいで疲れるわけないであろ。それよりJr.よ、次に行く所は貴様には過激的な場所かもしれないから気をつけるのだぞ」
クッパが注意すると僕も気を引き締めた
それを確認すればクッパとカメック婆はある扉を開ける
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