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レビックが不敵に笑うのを見てユラシルは顎に手を添え少し考える。
「レビック、ちょっとの間バズギーを預かっていいか?」
「む?」
「バズギーはもう掴みかけてる段階だ、このまま出来る限り一気に『ワールド』の感知能力を上げておいた方が後々バズギーのためにもなる。感知出来れば後は操作、そこからは俺もあまり指導出来なくなる。自分自身で感覚を掴まなきゃ進歩しないからな」
「僕は構わないよ。バズギー、ユラシルくんの指導を受ける気はあるかい?」
「この際四の五の言ってらんねえだろ。歳上だの先輩後輩だのはもうどうでもいい、こいつに教えられるのが最善なら俺はやるぜ」
「じゃあお前ら二人も合流って形で『ワールド』を勉強するか。サラとシェリムは『ワールド』の感知、バズギーとメイリーは『ワールド』の操作。そんでレビックは『ワールド』の操作技術向上。俺が実際に相手してやる」
「ありがたい。キミほど『ワールド』を熟知しているのはアリッシュ様くらいだろうからね、気兼ねなく相談出来るキミに指導してもらえるならこっちからお願いするよ」
「んじゃ、それでしばらくやっていくか。まぁ俺が空いてる時間の範囲でだけど、訓練は基本放課後でこの場所でやろうか」
レビックとバズギーも加わり賑やかになりそうな予感がする。だがサラはそれよりも、
「ユラシル!あたしにもっと指導しなさいよ!一番出遅れてるんだから!」
「僕もっすからね!」
「わかってるわかってる」
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